2023年7月27日(木) 歯周病が進むとどうなる?その対処法は?
はじめに
こんにちは。旭川市の歯医者、松本歯科クリニック院長、松本弘幸です。
歯周病は成人の90%がり患していると言われ、悪化するとQOLに多大な悪影響を及ぼすリスクがあります。
そこで今回は歯周病に関して、症状とセルフケア、治療についてお伝えいたします。

歯周病の症状
1.歯ぐきが腫れたり赤くなったり、出血する。
2. 歯ぐきが退縮して、歯の根が露出する。
3. 歯周ポケット内に歯石(歯垢が石灰化した塊)がたまる。
4. 歯ぐきと歯の間に深い歯周ポケットができ、そこに細菌が蓄積しやすくなる。
5. 歯の支持組織がダメージを受け、歯が動揺する。
6. 歯周病が進行すると、歯が抜け落ちることがある。
さらに、歯周病は全身への影響もあります。研究によれば、歯周病は心血管疾患、糖尿病、呼吸器疾患などのリスクが増加するといわれています。
歯周病の進行を防ぐための対策
1. 歯を朝と寝る前に2分間ブラッシングし、フロスを使って歯と歯ぐきの間の歯垢を除去する。
2. 口腔洗浄剤を定期的に使用することで、細菌の増殖を抑える。
3. バランスの取れた食事を心がけ、特に砂糖や粘着性の食品のとり過ぎに注意する。
4. 定期的に歯科医師の診察を受け、早期に歯周病の兆候を発見し、適切な歯周病予防処置、治療を受ける。
5. 喫煙は歯周病のリスクを増加させる要因の1つなので、禁煙を心がける。
歯周病の進行を防ぐだけでなく、進行している場合には適切な治療を行うことも重要です。
歯周病の治療方法
1. スケーリングおよびルートプレーニングという、歯石を除去し、歯の根の表面を滑らかにする治療法です。これにより歯周ポケットを浅くし、細菌のたまりやすさを軽減します。
2. 重度の歯周病の場合、抗生物質を処方することがあります。これにより感染を抑え、炎症を軽減します。
3. 歯科医師や歯科衛生士から、適切なブラッシングやフロッシングの方法を指導してもらう。
4. 進行した歯周病の治療には、歯周外科手術が必要な場合があります。手術により、歯周ポケットの深さを減らしたり、歯ぐきの再建を行ったりします。
5. 重度の歯周病で歯が失われた場合、物を噛む口腔機能を維持するためにはインプラントやブリッジ、義歯を装着することが必要です。
歯周病は早期に発見し、適切なケアをすることで進行を防止できる場合がありますが、放置すると重篤な問題を引き起こす可能性があります。
定期的な歯科検診に加え、自宅での適切な口腔ケアを心掛けることが大切です。
旭川の歯医者 松本歯科クリニック
院長 松本弘幸















