2026年1月1日(木) インプラント治療の選択肢

こんにちは。旭川市大町の松本歯科クリニックで院長をしております、日本口腔インプラント学会専門医の松本弘幸と申します。今回はインプラント治療の選択方法について私の考えを書きます。

「インプラント治療」と聞くと、「歯を失った本数すべてにインプラントを入れる治療」「大がかりで特別な治療」というイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。確かにインプラントは、失った歯を1本ずつ補うことができる優れた治療法ですが、その使い方は決して一通りではありません。実はインプラントは、患者さんのお口の状態やライフスタイル、ご希望に応じて、さまざまな形で活用できる「選択肢の広い治療」なのです。

例えば、現在入れ歯を使っている方の中には、「外れやすくて食事がしにくい」「話しているときにズレるのが気になる」「硬いものが噛めない」といったお悩みを抱えている方も少なくありません。特に下あごの総入れ歯は安定しにくく、長年不便を感じながら使用している方もいらっしゃいます。

そのような場合、すべての歯をインプラントに置き換える必要はありません。数本のインプラントをあごの骨に埋め込み、その上に入れ歯を固定することで、入れ歯の安定性を大きく高める治療方法があります。これにより、入れ歯が動きにくくなり、噛む力も向上します。「入れ歯だけれど、しっかり噛める」「食事や会話が楽になった」と感じられる方も多くいらっしゃいます。取り外し式の入れ歯であれば、お手入れもしやすく、清潔を保ちやすいという利点もあります。

また、歯を失った本数が多い場合でも、必ずしもその本数分のインプラントが必要になるわけではありません。残っているご自身の歯とインプラントを組み合わせ、ブリッジの支えとして利用することで、インプラントの本数を少なく抑えることができます。これにより、手術の負担を軽減できるだけでなく、治療期間や費用面でも無理のない計画を立てることが可能になります。

さらに、ブリッジや入れ歯の設計を工夫することで、将来的にお口の状態が変化した場合でも対応しやすい治療を選ぶことができます。例えば、将来歯を失った際に、上部構造(かぶせ物や入れ歯の部分)を変更することで、新たな治療につなげることもできます。このように、インプラントは「今の状態だけを考える治療」ではなく、「将来を見据えた治療計画」にも役立つ存在です。

もちろん、インプラント治療にはメリットだけでなく、全身状態や骨の状態によっては注意が必要な場合もあります。そのため、治療を検討する際には、十分な検査と丁寧な説明を受け、ご自身が納得したうえで選択することが大切です。

インプラントは、「必ず選ばなければならない治療」ではありません。しかし、「選択肢を広げてくれる治療」であることは確かです。入れ歯でお困りの方、治療方法に迷っている方は、一度歯科医院で相談してみてはいかがでしょうか。ご自身に合った方法を知ることが、これからの快適な食生活と健康につながっていきます。

インプラント治療についてご質問をお受けしております。お気軽にご相談お待ちしておりますので松本歯科クリニックホームページ、こちらまでどうぞ。

お電話でのご予約・お問い合わせ tel.0120-437814
           
診療時間
9:00-12:30

/

14:00-18:00

/

/

休診日等
休診・・・日曜日・祝日・土曜日午後
▲・・・土曜日の午前は9:00-13:00

診療メニュー

当院のご紹介

予約
院長ブログ
院長のGoogleマップ
facebook
© 2018 旭川市大町、春光イオンそば「松本歯科クリニック」. All Right Reserved.